報道発表資料
環境省は、5日、「(仮称)白滝山ウインドファーム更新事業計画段階環境配慮書」(白滝山ウインドファーム株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
本事業は、山口県下関市及び長門市において、総出力50,000kW、定格出力2,500kWの既設の風力発電設備20基を全て撤去し、総出力は増加させずに、定格出力3,000kW~4,500kWの風力発電設備12~17基程度に建て替える事業である。
環境大臣意見では、(1) 騒音等や風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、(2) 風力発電設備への衝突事故及び移動経路の阻害等による鳥類への影響を回避又は極力低減すること等を求めている。
本事業は、山口県下関市及び長門市において、総出力50,000kW、定格出力2,500kWの既設の風力発電設備20基を全て撤去し、総出力は増加させずに、定格出力3,000kW~4,500kWの風力発電設備12~17基程度に建て替える事業である。
環境大臣意見では、(1) 騒音等や風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、(2) 風力発電設備への衝突事故及び移動経路の阻害等による鳥類への影響を回避又は極力低減すること等を求めている。
1.背景
環境影響評価法及び電気事業法は、出力1万kW以上の風力発電所の設置又は変更の工事を対象事業としており、環境大臣は、提出された計画段階環境配慮書※について、経済産業大臣からの照会に対して意見を述べることができる。
今後、経済産業大臣から事業者である白滝山ウインドファーム株式会社に対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価(環境影響評価方法書、準備書、評価書)を行うこととなる。
※計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において、重大な環境影響の回避・ 低減についての評価を記載した文書。
2.事業の概要
・事業者 白滝山ウインドファーム株式会社
・事業位置 山口県下関市及び長門市(事業実施想定区域面積 約930ha)
・出力 50,000kW(単機出力3,000~4,500kW、12基~17基)
3.環境大臣意見
別紙のとおり。
(参考)環境影響評価に係る手続
・令和元年 5月21日 経済産業大臣から環境大臣に意見照会
・令和元年 7月 5日 環境大臣から経済産業大臣に意見提出
添付資料
連絡先
環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8237
- 室長坂口芳輝(内線 6231)
- 室長補佐鈴木清彦(内線 6233)
- 担当中村周平(内線 6248)