報道発表資料
本年9月の国連総会において2030年へ向けた「ポスト2015開発目標(SDGs)」が採択され、また本年12月開催予定のCOP21に向かって、新たな国際的枠組みについて合意すべく活発な議論が各国において進められております。今回のGEA国際会議は、こうした国際的な動向を踏まえ、国際的議論に貢献することを目指し、持続可能な社会の構築に向けて国際社会が取るべき行動について、各分野における国内外の有識者により様々な課題について、ハイレベルの政策対話を行うことを目的としています。
1.開催日:平成27年10月15日(木)~16日(金)
2.場 所:ザ・キャピトルホテル東急「鳳凰の間」
〒100-0014 東京都千代田区永田町2-10-3
TEL 03-3503-0109
3.テーマ:気候変動対策と持続可能な社会の実現に向けて
4.プログラム
【1日目】 10月15日(木)
10:00~12:00 開会式 「鳳凰の間」
・主催者挨拶 斎藤 十朗 地球環境行動会議(GEA)会長
・おことば
・来賓挨拶 安倍 晋三 内閣総理大臣
・基調講演 アヒム・シュタイナー 国連環境計画(UNEP)事務局長
13:00~14:30 セッション1:
気候変動対策の新たな国際的枠組みに向けて
~2020年以降の枠組み、透明性の確保、約束草案の評価、パリCOP21へ~
・開会の辞:全体議長 広中 和歌子 地球環境行動会議(GEA)事務総局長
議長 安井 至 (独)製品評価技術基盤機構(NITE)名誉顧問
・プレゼンテーション:(各15分間)
フランソワ・ジュメンヌ パリ政治学院地球政治学 プログラム部長
高村 ゆかり 名古屋大学大学院環境学研究科 教授
・自由討論
14:45~16:15 セッション2:
温室効果ガスの排出削減・緩和を実現する社会の構築
~エネルギー戦略、スマートシティとインフラの整備、水素社会、先端技術と技術移転、二国間クレジット(JCM)など~
・議長:西岡 秀三 公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)研究顧問
・プレゼンテーション:(15分間)
ポール・ネッター サンゴバン(株) 環境・健康・安全事業部 環境プロセスマネージャー
ベルナール・デルマス 日本ミシュランタイヤ(株) 代表取締役社長
ジム・スキー インペリアルカレッジロンドン 環境政策センタ教授
・自由討論
16:30~18:00 セッション3:
気候変動の影響を軽減する適応対策
~自然災害・農業と食糧生産・健康被害等の影響評価とリスクマネージメント、リスク軽減のための社会システムの構築、国際協力・支援の在り方など~
・議長:ポール・シュリヴァスタヴァ フューチャー・アース 事務局長
・プレゼンテーション:(各15分間)
ホーセン・リー 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)副議長
沖 大幹 東京大学生産技術研究所 教授
・自由討論
【2日目】 10月16日(金)
10:00~12:00 セッション4:
国連「持続可能な開発目標(SDGs)」達成に向けた行動の在り方
~POST2015開発アジェンダ、効果的な実施方策~
・議長:マカリア・カマウ 特命全権大使・ケニア国連常駐代表
・プレゼンテーション:(各15分間)
竹本 和彦 国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)所長
蟹江 憲史 慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科 教授
マンス・ニルソン ストックホルム環境研究所(SEI) 所長代行・研究部長
・自由討論
13:30~15:00 セッション5:
知識共同体が政策決定に果たす役割
~科学者と実社会とのコミュニケーションの推進、科学的知見と専門家による助言、問題解決への統合的アプローチ、IPCC・ICSUなどの役割~
・議長:浜中 裕徳 公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)理事長
・プレゼンテーション:(各15分間)
ゴードン・マクビーン 国際科学会議(ICSU)会長
春日 文子 フューチャー・アース国際本部事務局日本ハブ事務局長
アン・ラリゴーデリ 生物多様性及び生態系サービスに関する政府間 プラットフォーム(IPBES)事務局長
・自由討論
15:30~17:30 総括セッション
- 連絡先
- 地球環境行動会議(GEA)事務局
03-3503-7484
http://www.gea.or.jp/
事務局長 安本 恒己
環境省地球環境局国際連携課
03-3581-3351(代表)
課 長:瀬川 恵子 (6760)
課長補佐:手島 裕明 (6722)
担 当:横川 拓郎 (6746)