2021年6月に改正された水循環基本法(平成26年法律第16号)や、2024年8月に閣議決定した「水循環基本計画」に基づき、2025年度は、流域マネジメントに取り組む、又は取り組む予定の地方公共団体等を対象に、知識や経験を有するアドバイザーの現地派遣等を通じて、勉強会の開催や流域水循環計画の策定・実施に必要となる技術的な助言・提言を行う「水循環アドバイザー制度」により、取組の支援を行いました。また、災害時における代替水源としての地下水等利用の推進に向け「災害時地下水利用ガイドライン」を改訂しました。
水循環基本法に基づき、広く国民に向けた情報発信等を目的とした官民連携プロジェクトの取組として、2025年11月に水に関する優良事例を共有する「グッドプラクティス塾」、2026年2月に「CDPウォーター・環境省共催セミナー」を開催し、民間企業等のウォーターポジティブや流域一体的な取組を推進し、水に関する情報開示等を促進するための情報発信を行いました。
第2章第3節を参照。
下水処理水の再利用の際の水質基準等マニュアルに基づき、適切な下水処理水等の有効利用を進めるとともに、雨水の貯留浸透や再利用を推進しました。
水源地から河口まで様々な姿を見せる河川とそれにつながるまちを活性化するため、地域の景観、歴史、文化、観光基盤等の資源や地域の創意に富んだ知恵を活かし、市町村、民間事業者と河川管理者が連携して、河川空間とまち空間が融合した良好な空間形成を目指す「かわまちづくり」を推進しました。
約580の市民団体等により全国の約4,600地点で実施された「第22回身近な水環境の全国一斉調査」の支援等、住民との協働による河川水質調査を実施しました。環境省と国土交通省では、環境問題への関心を高めるため、地域の方々の協力を得ながら「全国水生生物調査」を実施しました。
また、環境省では、水辺の環境調査に市民の参加を促すための研修会等を実施しました。