中山千枚田
銚子渓の南麓に位置する湯舟山から下方に広がる棚田は、永年にわたり米作りが営まれ美しい景観が保たれてきたが、高齢化と農耕地としての条件の悪さから、年々不耕作地が増加している。このため地元水利組合の組合員が中心になり、耕作放棄された棚田に対し、春に除草剤の散布、夏の雑草刈り、秋の草刈、初冬の野焼きなど、年6回程度の作業を行い千枚田の景観を保全している。集落では、江戸時代から続く伝統ある農村歌舞伎の後継者育成にも努めている。

田植えの時期の中山千枚田

毎年10月に地元の人たちが農村歌舞伎を上演する。
地域 | 中山間地 |
取組主体 | 地元集落等 |
主な取組目的 | 景観・文化 |
取組対象 | 田・畑 |