ページトップ
環境省自然環境・生物多様性里なび事例・文献データベース海外事例検索 > 事例詳細

里なび

ここから本文

海外の保全活用事例検索

中国四川省涼山州における高山域の農牧地利用

四川省涼山州は長江上流域で、標高1000mから3500m前後に及ぶ少数民族、彝族(イゾク)の自治州である.彝族は、農耕(ソバ、ジャガイモ、トウモロコシ)と畜産(牛、豚、羊)の伝統的な農業に従事している.高山域の土地利用は気候と地形の厳しさから過剰利用が危惧され、傾斜耕地のテラス化、休閑や林地での放牧等工夫されている.特に急傾斜の耕地を森林に戻す「退耕還林」政策は、成果が注目される.涼山州は絶滅危惧種のジャイアントパンダやレッサーパンダが生息しており、持続可能な農牧地はヒトと野生生物が共存するための緩衝地帯である.

写真1

ソバ、トウモロコシ収穫と飼料・燃料となる茎藁の乾燥

地域 アジア
取組主体 地元集落等
主な取組目的 動植物
取組対象 田・畑

ページトップへ

← 海外事例検索トップへ戻る