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里なび
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保全活用に関する文献検索
- 文献名
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京都府南山城地域の二次林における鳥類群集と植生構造の関係
- 出版年
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2009
- 出版社
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日本造園学会
- 掲載雑誌
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ランドスケープ研究
- 巻/号/ページ
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72巻 / 5号 / 531-536ページ
- 著者名
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中津 弘、 前中 久行、 夏原 由博
Hiromu Nakatsu、 Hisayuki Maenaka、 Yosihiro Natuhara
- 目次
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雑誌のため省略
- キーワード
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鳥類群集、樹林地、植生構造、保全
- 要約
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植生が鳥類相に与える影響を明らかにするため、京都府の南山城地域の二次林において、30箇所の地点で鳥類調査(繁殖期と越冬期)および植生調査を実施した。鳥類相の種多様性に与える影響を解析するため、各時期で回帰分析を実施した。繁殖期においては、全体の鳥類種数は、胸高断面積に比例して増大しており、また、越冬期においては樹林高と種数に正の相関が認められた。これらの要因は、営巣場所ギルドの種数の増加が、樹林冠で営巣する種にとっては胸高断面積、樹洞で営巣する種は樹林高さ、地上で営巣する種は群葉.高多様度と、それぞれ関係していることが考えられた。樹上採餌ギルドは、繁殖期における胸高断面積と、越冬期における樹林高に相関が認められた。
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