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里なび
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保全活用に関する文献検索
- 文献名
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すこやかな日本の里を指標する生物たち-保全生態学研究室が提案する里地・里山の生物多様性指標種-
- 出版年
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2009
- 出版社
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朝日新聞社
- 掲載雑誌
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森林環境2009 生物多様性の日本
- 巻/号/ページ
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記載なし / 記載なし / 128-137ページ
- 著者名
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角谷拓、 須田真一、 大谷雅人、 西原昇吾、 鷲谷いづみ
記載なし
- 目次
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書籍内の一部のため省略
- キーワード
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記載なし
- 要約
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これまで、従来からよく用いられてきた指標種のタイプはアンブレラ種は、その妥当性が汎用性がかならずしも科学的に検証されないまま用いられることが多かった。一方、日本の里地・里山においては、生育・生息環境のモザイク構造や不均一性が高く、さまざまな環境要求性をもつ多様な生物が地域内に生育・生息することから、単一もしくは少数の種を指標とした生物多様性の把握は必ずしも容易とはいえない。そこで、里地・里山の環境タイプを類型化したうえで、それぞれの環境タイプによく適応した種や、複数の環境タイプにまたがってみられる種について、全国的な汎用性や認知度を加味して里地・里山における指標種を提案した。これらの指標種リストは、環境タイプごとにどのくらいの指標種が存在するかによって、その場所の生物多様性の現状を把握するという形で活用することができる。
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