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里なび
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保全活用に関する文献検索
- 文献名
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基盤整備が畦畔草地群落に及ぼす影響と農業生態系での畦畔草地の位置づけ
- 出版年
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1995
- 出版社
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雑誌のため省略
- 掲載雑誌
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ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌
- 巻/号/ページ
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58巻 / 5号 / 109-112ページ
- 著者名
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大窪久美子・前中久行
Kumiko Okubo、 Hisayuki Maenaka
- 目次
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雑誌のため省略
- キーワード
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記載無し
- 要約
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畦畔草地は個々の規模は小さいものの、多様な半自然草地が成立し、農業生態系においては多様な生物のすみかとして重要な役割を担っている。しかし近年、基盤整備事業が進行するなかで、かつては普通にみられた畦畔草地は減少、変化しつつある。そこで本研究では、畦畔草地群落の現状と基盤整備の影響を把握するため、4地域において植生調査等を行った。大規模な基盤整備が行われた地域の群落は、帰化率が高く多様性は低かった。一方、基盤整備が行われていない地域では帰化率が低く、多様性の高い群落から低い群落まで、多様なタイプの群落が存在した。この多様な群落の存在が、地域としての生物群集の種多様性を高めるものと考えられた。
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