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里なび
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保全活用に関する文献検索
- 文献名
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コモンズの海 交流の道、共有の力
- 出版年
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1995
- 出版社
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学陽書房
- 掲載雑誌
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書籍のため省略
- 巻/号/ページ
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書籍のため省略 / 書籍のため省略 / 271ページ
- 著者名
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中村尚司・鶴見良行
記載無し
- 目次
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第1章 コモンズとしての海/第2章 海のコモンズと広義の商業/第3章 国境をこえる人々/第4章 海の自給畑・石干見 農民にとっての海/第5章 海と資源を守る漁業協同組合/第6章 持続的開発をささえる総有/第7章 タイ漁村と活躍する女性たち/第8章 スリランカ漁民社会のジェンダー
- キーワード
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記載なし
- 要約
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浜辺からリーフに至るまでの「地先の海」を「コモンズとしての海」としてとらえるべきだという玉野井の主張をもとに、海をコモンズとして捉える研究事例を紹介している。第1章は、本書の出発点となった玉野井の呼びかけ文ともいえる「コモンズとしての海」である。第2章は、「海が森の恋人である」事情を明らかにしようと努めた。第3章は、国境を越えて海の民と農の民とが交流する物語である。第4章は、九州からミクロネシアにいたる広範な地域で石干見に関する調査をまとめた。第5章は、日本の漁業協同組合の活動を検討し、海と陸の営みを結ぼうとする事例をとりあげて検討している。第6章は、法社会学における総有概念を手がかりに、海と森をつなぐ永続的な開発のあり方を提唱している。第7章は、第8章は、「コモンズの海」とジェンダー論について考える。第7章は、タイ漁村において水産物の流通を担う女性労働の性格に着目した。第8章は、タミル漁民社会に女性が大きな地位を占めている事実を明らかにした。
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