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里なび
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保全活用に関する文献検索
- 文献名
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里川の可能性 利水・治水・守水を共有する
- 出版年
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2006
- 出版社
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新曜社
- 掲載雑誌
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書籍のため省略
- 巻/号/ページ
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書籍のため省略 / 書籍のため省略 / 277ページ
- 著者名
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鳥越皓之・嘉田由紀子・陣内秀信・沖大幹
記載無し
- 目次
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序 いまなぜ里川なのか/第1章 里川の意味と可能性 利用するものの立場から/第2章 里川の異質性社会 あらそう人びと、つながる人びと/第3章 里川への経済学的アプローチ 矢作川の保全活動から/対談 他者との対話から生まれる川の物語/第4章 半自然公物としての里川 千年維持する河川技術から考える/対談 川への思い入れが拡げるあらたな公/第5章 船旅による川の再発見/対談 「まち川」が多様な人びとを結びつける/第6章 書誌「里川」 文献で読む里川/終章 里川を求める思想 川とつきあいたい理由
- キーワード
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記載なし
- 要約
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行政主体の河川管理が非常識な所まですすんだ後、住民は河川管理に関与し始め、河川はまちづくり活動の一環として大切な役割をはたすようになっている。本書では人びとにとっての身近な川を「里川」と呼ぶことにし、川の問題を考える。第1章では滋賀県雨森区と熊本県川尻での事例をとりあげ、住民を主体とした河川へのかかわりをソーシャルキャピタル論、所有論と絡めて論じる。第2章では、石川県加賀市の片野鴨池を例に、異質な他者を拒んだ時代からその異質性を受け入れた時代への里川の変化を解説する。第3章では、矢作川域での保全活動を取り上げ、モノやサービスの価値について研究蓄積がある経済学の視点から「里川」とは何かを考える。第4章では、河川を「半自然公物」ととらえることの意義を示し、千年持続する河川管理のありかたを考える。第5章では、かつて江戸、東京の物流を支えていた江戸川、利根川などの水運の歴史を振り返るとともに、東京周辺における河川の現代的意味を考える。第6章では、里川に関連する文献を多数紹介する。
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