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里なび
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保全活用に関する文献検索
- 文献名
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竹林活用を基調とした地域景観の保全に資する地域類型に関する基礎的研究
- 出版年
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2009
- 出版社
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日本造園学会
- 掲載雑誌
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ランドスケープ研究
- 巻/号/ページ
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72巻 / 5号 / 735-740ページ
- 著者名
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栗田 融、 包清 博之
Toru Kurita、 Hiroyuki Kanekiyo
- 目次
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雑誌のため省略
- キーワード
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竹林、地域景観資源、 大分、活用、地域類型
- 要約
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本稿では、竹林の拡大を地域景観資源の拡大と捉えた。竹林の活用によって地域景観を計画的に保全するため、地域類型を探求することを目的に、その基礎的条件である活用タイプを考察した。全国有数の豊富な竹林を抱える大分県を対象地とした。竹林の地勢的立地側面と竹林の傾き、建物、道路からの距離などの歴史的側面の把握、検討を行い、竹林の利用形態を導きだした。その結果、竹林は利用形態によって「活用容易」「活用可能」「活用困難」に類型され、そのうえでそれぞれの類型で活用対象者を決定した。また、各地域において将来的な活用方法を評価する目的で、効果的な基礎的条件を類型化した。竹林は、耕作地における地域特有の景観資源を包括するものだけでなく、特定の景観における活用を反映した景観資源であるとみなされる。
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