ページトップ
里なび
ここから本文
保全活用に関する文献検索
- 文献名
-
公共事業はどこが間違っているか―コモンズ行動学入門―早わかり、入会権・漁業権・水利権
- 出版年
-
2000
- 出版社
-
まな出版企画
- 掲載雑誌
-
書籍のため省略
- 巻/号/ページ
-
書籍のため省略 / 書籍のため省略 / 269ページ
- 著者名
-
熊本一規
記載無し
- 目次
-
第1篇 1.公共事業といかに闘うか/2.入会権が環境を保全する/3.総有の権利は誰のものか/4.埋立・ダムと漁業権/5.「補償」とはなんだろう?/6.ダムと埋立をめぐる各地の事例/7.今後の展望と提案/第2篇 早わかり[Q&A] 1.漁業権はどんな権利だろう?/2.埋立・ダムと漁業はどんな関係?/3.漁業補償とはなんだろう?
- キーワード
-
記載なし
- 要約
-
本書は、入会権、漁業権、水利権を農民、漁民、住民に理解してもらうこと、それらの権利に基づいて無駄な公共事業に異議申し立てをすること、および行政や裁判所や学者を監視するようになることを目的としている。同時に、浜本幸生の「共同漁業権論」(まな出版企画)で展開されている内容をわかりやすく説明することも目指した。まず、第一篇では、入会権、漁業権、水利権、総有の概念などをインタビュー形式で説明する。埋め立てやダム建設といった押し付けの「公共事業」に対して農民、漁民、住民が主張できる権利を法律学的に解説し、いかに闘うかが描かれる。実際の判例を多数取り上げながら、司法および行政の現段階における問題点を批判し、同時に、林水産漁村に暮らす人々が森、海、川の「守り人」としてその自然環境を守る役割を担うことを説く。第二篇では、埋め立て・ダムと漁業権と入会権・漁業補償についてQ&A形式で体系的な説明を加えている。
ページトップへ
← 文献検索トップへ戻る