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保全活用に関する文献検索

文献名
水辺遊びの生態学
出版年
2000
出版社
農村漁村文化協会
掲載雑誌
書籍のため省略
巻/号/ページ
書籍のため省略 / 書籍のため省略 / 210ページ
著者名
嘉田由紀子・遊磨正秀
記載無し
目次
第1章 記憶を記録に-三世代水遊び調査の方法/第2章 魚つかみ文化を再現する/第3章 なぜ、魚つかみはおもしろいのか?/第4章 子どもが遊んだ水辺とそこの生き物たち/第5章 生き物と子どもたちの水辺/第6章 遊び、子ども、社会/第7章 水辺に子どもの姿を呼び戻すには
キーワード
記載なし
要約
「水辺の遊び」を切り口に、生き物と人間のかかわりの実態とその変遷について論じる。第1章は、琵琶湖周辺の現在の子ども、父母、祖父母という三世代の記憶と経験をたどりながら、「水辺の遊び」と水辺の生物相変遷の記録を収集した調査結果を紹介する。第2章、第3章では、「主体」としての人間同士の意識と意識を取り巻く生活文化や技術の領域を取り上げる。三世代への調査結果をもとに、水辺遊びの変遷が詳細に描かれる。第4章では、その対象となったコイやザリガニなどの生き物の変化を詳しくとりあげる。第5章では人と生き物のかかわりの舞台である水系、特に水田を中心とした人工水系の変化を取り上げる。第6章では、このような変化をもたらした社会のなりたちの変化と、遊びという行為の哲学的な意味についてせまる。第7章では子どもたちが遊ぶ「元気な水辺」を取り戻すための実践的な意見を述べる。

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