ページトップ
里なび
ここから本文
保全活用に関する文献検索
- 文献名
-
森にかよう道:知床から屋久島まで
- 出版年
-
1994
- 出版社
-
新潮選書
- 掲載雑誌
-
書籍のため省略
- 巻/号/ページ
-
書籍のため省略 / 書籍のため省略 / 254ページ
- 著者名
-
内山節
Uchiyama Takashi
- 目次
-
第1章 森の営み・人の営み/第2章 暮らしの森から経済の森へ/第3章 森の文化・木の文化/第4章 森に生きた人々/第5章 森の時間・歴史の時間/第6章 森の歴史と川の歴史/第7章 日本近代史のなかの森/第8章 森と人との調和をめざして/第9章 山里からの思想/第10章 森にかよう道を歩きながら
- キーワード
-
記載なし
- 要約
-
本書は、1992年1月から1993年12月まで「信濃毎日新聞」に掲載した同タイトルの連載「森にかよう道」を単行本化したものである。筆者は、全国の森や村を訪ね歩き、村の暮らしの変化や村の過疎化、すなわち地域社会の変容が森を変えていく過程を追った。そこには、知床、白神、屋久島といった有名な森から、その地域の住民にしか知られていないような森までが含まれる。日本の森は多様であり、北は亜寒帯性の森から、南は亜熱帯性の森までがある。森を多様にしている要素は、第1には多様な自然条件であり、第2には地域の暮らしと森との関係である。これらによって、地域ごとに特徴を持つ日本の森が生まれたのである。本書は、自然保護、生態系、木の文化、林業、人々の暮らしといった、森をめぐる様々な切り口から、複雑な森の表情を読み取ることを試みている。そうすることにより、現代における自然と人間の関係を改めて考えていくことを課題としている。
ページトップへ
← 文献検索トップへ戻る