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文献名
社会的共通資本:コモンズと都市
出版年
1994
出版社
東京大学出版会
掲載雑誌
書籍のため省略
巻/号/ページ
書籍のため省略 / 書籍のため省略 / 246ページ
著者名
宇沢弘文・茂木愛一郎編
記載なし
目次
第1章 社会的共通資本の概念/第2章 公益事業の役割と社会的共通資本/第3章 コモンズの経済理論/第4章 日本のコモンズ「入会」/第5章 世界のコモンズ―スリランカと英国の事例を踏まえて/第6章 都市の形成/第7章 地方公共財の地域間最適配分/第8章 社会資本整備の今後の方向性―新社会資本、知識資本、人的資本
キーワード
記載なし
要約
本書は、社会的共通資本という概念に関して、理論的、分析的、制度的な視点から包括的な考察を展開している。社会的共通資本は、1つの社会ないし国の基本的骨格を形成し、その性格によって、社会ないし国の社会的、経済的安定性が規定されるものである。本書では、自然資本、社会資本、制度資本を包括する概念としての社会的共通資本の管理・維持・運営を、どのような組織が、どのような基準に基づいて実施すべきかについて、多面的に検証している。とくに、持続性に特徴を有するコモンズと人工的創造物である都市について、経済学の立場から論じている。また具体的な事例としては、日本からは「入会」について古代から近代までを網羅し、世界からはスリランカの水利社会と英国におけるコモンズの変遷について取り上げている。

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