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里なび
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保全活用に関する文献検索
- 文献名
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地域と環境の再生:コモンズ論による試み
- 出版年
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2005
- 出版社
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朝日新聞社
- 掲載雑誌
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森林環境2005
- 巻/号/ページ
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書籍のため省略 / 書籍のため省略 / 30-40ページ
- 著者名
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井上真
Inoue Makoto
- 目次
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巻頭論文/1 特集・地域再生と森林の力/2 特集・温暖化防止『京都議定書』の発効/3 トレンド・レビュー/4 緑のデータ・テーブル
- キーワード
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記載なし
- 要約
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自然資源の利用・管理に関して研究がなされてきたのがコモンズ論であるが、本稿では「ローカルとグローバル」「ルースとタイト」などといった視点から用語の定義を行った上で、利用と管理のあり方について論じている。また、欧米の研究者によるコモンズ論の成果として、資源管理制度の要件についても触れ、欧米におけるコモンズ論においては、「制度」を資源利用を規制する「ルール」として狭義に定義した上で、資源の持続可能な管理制度のあり方に議論の焦点をおいてきたと論じた。その上で、現在、日本の研究者によるコモンズ論が地域再生・環境再生への実践をサポートすることを意識した研究として展開しつつあることを紹介し、多様な視点からのコモンズ論の展開の必要性を提示し、コモンズ論に基づく森林ガバナンスの可能性について論じている。
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