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保全活用に関する文献検索

文献名
里山の自然を守る
出版年
1993
出版社
築地書館
掲載雑誌
書籍のため省略
巻/号/ページ
書籍のため省略 / 書籍のため省略 / 171ページ
著者名
石井実・植田邦彦・重松敏則
記載無し
目次
第1章 里山が危ない/第2章 里山の生態学/第3章 低湿地とその植物たち/第4章 里山と人の新しい共生/第5章 市民による里山管理活動
キーワード
記載なし
要約
本書は、里山の自然を守ることがなぜ必要なのか、それはいかにして可能になるのかを、平易に解説している。第1章は、人里草原や雑木林に生息するチョウ類の減少を取り上げ、里山の風景を守るとはどういうことか、里山の望ましい管理法とはいかなるものかを考える。第2章は雑木林の生態系、植生遷移など里山を理解する上で重要な生態学の基礎を解説し、様々な生物の生息地である雑木林の保全の意義を記述する。特に、カタクリなどの春植物とギフチョウの保護に焦点を当て、その保護を考える。第3章は湿地帯における、湿地にしか生息し得ない希少植物の保護を考える。第4章、第5章は、イギリスやイタリアでの市民による里山管理活動や自然復元に向けた活動を紹介し、日本におけるこれからの里山管理を考える。特に第4章では、多様性に富んだ里山林を管理していくための方法を示している。また、第5章では既に各地で始まっている市民団体による森林管理の事例も紹介する。

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