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里なび
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保全活用に関する文献検索
- 文献名
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農村集落における空間構成の変遷と景観保全の課題--岐阜県大野郡白川村荻町を対象として
- 出版年
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2009
- 出版社
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日本建築学会
- 掲載雑誌
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日本建築学会計画系論文集
- 巻/号/ページ
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74巻 / 646号 / 2637-2645ページ
- 著者名
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麻生美希、 増原実樹、 佐藤睦美、 西山徳明
Miki Aso、 Miki Masuhara、 Mutsumi Sato、 Noriaki Nishiyama
- 目次
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雑誌のため省略
- キーワード
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白川郷、伝統的建造物群保存地区、農村集落、空間構成、土地利用、景観保全
- 要約
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本研究では、白川村荻町を事例に、空間構成の変遷を明らかにすることで、伝統的な農村集落における景観保全の課題を解明することを目的とした。本地域を対象としたのは、昭和中期まで伝統的な空間構成が維持されてきたことによる。現時点では、地域住民は合理的な方法で農地を耕作する必要があり、土地利用は明確である。しかしながら、伝統的な空間構成は、観光営業や住環境改善のニーズなど、今日まで個々によりなされてきた。特に、農地の縮小が進んできており、また建造物や駐車場の拡大が起こっている。保全の試みのひとつは、伝統的土地利用の価値を評価することであり、もうひとつは居住者のニーズと伝統的景観の保全の双方を満たす、土地の順応的管理を行うことである。
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