侵略的外来種は、2019年5月に生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)が公表した「生物多様性と生態系サービスに関する地球規模評価報告書」において、世界的な生物多様性損失の5大直接要因の1つとされており、その負の影響は地球規模で増加しています。
国境を越えた侵略的外来種の意図的・非意図的な移動の増加による負の影響が深刻化する中で、この課題に対処するための国際協力強化、そして侵略的外来種の移動等に関わる様々な主体の参加が必要とされています。2022年12月に採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」(外部サイト)においても、侵略的外来種に関する目標(ターゲット6)が掲げられ、 2023年9月には、IPBES総会第10回会合において「侵略的外来種とその管理に関するテーマ別評価報告書」(外部サイト・英語のみ)の政策決定者向け要約(外部サイト)が承認されたところです。
以下のページでは、日本の外来種対策における国際発信・国際協力に関する会議等についてご紹介します。