環境省では、日本の生態系等に被害を及ぼす又は及ぼすおそれのある外来種について、
規制や防除、理解促進等に取り組んでいます。
外来種被害防止行動計画 第2版(ダウンロード)
外来種被害防止行動計画 第2版のポイント
具体的な行動について、まず総論として、外来種対策を推進するための6つの行動を設定しています。
行動1:対策優先度を踏まえた防除計画の策定
行動2:外来種対策の実行
行動3:外来種対策に係る普及啓発及び対策主体としての人材育成・活用
行動4:情報の共有・発信及び調査研究・技術開発の推進
行動5:国際連携、国際貢献等
行動6:外来種対策を通じた寄生生物・感染症対策
次に、外来種対策に関係する各主体の役割と具体的な行動について設定しています。
1.国
役割:全国的な外来種対策の推進
行動:国内未定着の侵略的外来種の水際対策 など
2.地方公共団体
役割:地域における外来種対策の推進
行動:地域における計画的な外来種防除の実施 など
3.国民
役割:当事者としての意識醸成と対策の実施
行動:飼育・栽培している外来種の管理の徹底 など
4.民間企業・団体
役割:当事者としての意識醸成と対策の実施
行動:事業活動における外来種対策方針の作成 など
5.研究機関・団体
役割:外来種防除に係る科学的知見の集積・発展・共有
行動:科学的知見の発信や活用、防除技術の開発や実用化 など
6.教育機関
役割:外来種問題についての教育主体
行動:高等教育における外来種問題の教育 など
7.生物展示施設
役割:外来種問題についての研究・教育機関
行動:展示を活用した外来種問題についての総合的な発信 など
8.メディア等発信者
役割:外来種問題についての普及啓発主体
行動:外来種問題についての適切かつ多角的な発信 など
経緯