檜原村エコツーリズム推進全体構想[
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檜原村エコツーリズム推進全体構想の概要[
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東京都の西部に位置する檜原村は、面積の80%が秩父多摩甲斐国立公園内にあり、周囲を標高1,000m程度の山稜に囲まれた豊かな自然環境を有しています。
その自然環境や自然との関わりから生まれた村の歴史・文化資源を持続的に保全し、同時にその積極的な活用を通じて、活力ある観光地域づくりの実現を図るため「檜原村エコツーリズム推進全体構想」を策定したものです。
エコツーリズムを推進する地域は檜原村全域とし、本村全域にわたって存在する多様な自然観光資源を活用した効果的なエコツーリズムの推進を図ります。
エコツーリズム推進のため、次の5つの項目にルールを設定。
3つの点を原則としてエコツアーを実施。
エコツアー実施による自然に対する負荷や持続的な自然観光資源の活用を行うため、エコツアーで活用される自然観光資源の状況について定期的に把握し(モニタリング)、必要に応じて適宜改善することにより、自然観光資源の保全を図る。
自然観光資源の保護及び育成の方法については、本全体構想に記載したモニタリング及び評価によって状況を把握し、事務局が推進協議会に報告するとともに、そこでの協議結果に基づき、各主体とともに改善に向けた調整を行う。
檜原村の他、エコツーリズムの推進に係る各分野の活動団体や経済団体、事業者、地域住民、有識者、関係行政機関及び関係地方公共団体等から構成。
次の3つの方法を通じて、エコツーリズムを環境教育に役立てる。
自然公園法や、文化財保護法などの関係法令に配慮して実施する。
農林水産業や土地所有者と連携してエコツーリズムを推進する。
ツアー実施者は参加者ともに、檜原村に伝わる伝統文化を尊重し、村民の生活環境や伝統文化に悪影響が生じないよう、檜原村エコツーリズムのルールを遵守する。
エコツアー実施に際し、参加者及びツアー実施者の安全を確保するために、檜原村エコツーリズムのルールに基づき対策を実施する。
全体構想の作成・変更・廃止を行った際には、広く一般に周知する。
概ね5年ごとに全体構想の見直しを行う。
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