屋久島国立公園

霧島屋久国立公園
特徴
屋久島国立公園は、九州本島最南端の佐多岬から南に60kmの海上に位置する屋久島と、その北西に位置する口永良部(くちのえらぶ)島からなる公園です。屋久島の中央部には標高1800mを超える花崗岩の峰々が連なり、樹齢1000年を越えるヤクスギ等の巨樹からなる森林がみられます。また、日本一のアカウミガメ上陸・産卵数を誇り、ラムサール条約(国際的に重要な湿地を守るための条約)にも登録されている永田浜や、美しいサンゴ礁に数多くの魚が生息する海中公園、亜熱帯性植物を含む海岸植生から、冷温帯性のササ草地や高層湿原に及ぶ植生の垂直分布が望める西部地域などを有する自然豊かな屋久島は、その一部が世界自然遺産にも登録されています。