霧島錦江湾国立公園
霧島錦江湾国立公園
特徴
霧島錦江湾国立公園は、宮崎県・鹿児島県にまたがる霧島地域、桜島を中心とする錦江湾地域からなる公園で錦江湾地域の桜島は、現在も爆発と降灰を繰り返しており、山腹では各年代の溶岩流等が見られ、また、霧島地域では最高峰の韓国岳を始め20数座の火山からできており、もうもうと煙をあげる噴気孔や澄んだ水をたたえる火口湖が点在しています。一帯には自然林が残されており、山麓には照葉樹林、標高が上がるにつれモミ・ツガやブナ・ミズナラの林へと植物の垂直分布がみられ、多くの野生生物のすみかとなっています。稜線にはミヤマキリシマの大群落が広がり、花の季節には山肌がピンクに染まります。