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平成13年度環境省事後評価

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政策評価 (1)平成15年度環境政策の企画立案に向けて (2)事後評価


 

I    環境への負荷が少ない循環と共生を基調とする経済社会システムの実現

   8.自然環境保全と自然とのふれあいの推進
  (5)動物の愛護及び管理   (事後評価シート)   

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<目標>

動物の愛護と適正な管理を通じた人と動物との共生を図るため、国民の意識の向上を図るとともに、自治体、動物販売業者による飼い主等への適切な指導、 情報提供の確保、地域における動物の適正飼養推進のための体制づくりを推進する。

<評価>

動物愛護管理の普及啓発を図るため、啓発資料を都道府県等を通じ広く配布するとともに、動物愛護週間中に中央行事及び地方行事を実施した。また、都道府県等における動物愛護管理への取組を支援するため、適正飼養に関する教本を作成し、担当職員を対象に適正飼養講習会を実施するとともに、協議会制度の活用を目的としたモデル協議会活動推進事業の実施や協議会設置・活動指針の策定に向けた検討を進めた。さらに、動物取扱業者規制の見直しや都道府県等における動物取扱業者指導の円滑な運用等に資するため、ペット動物の流通経路や流通販売業者の実態等に関する調査を実施した。また、法に基づきペット動物等の飼養及び保管に関する基準を策定した。しかしながら、近年ペット由来の移入種による生物多様性への悪影響が大きな問題となっていることから、遺棄・逸走により影響が生ずるおそれがあるペット動物についての適正な飼養管理の徹底が求められている。

<課題>

  • 遺棄・逸走により生物多様性の保全に重大な影響を及ぼすおそれがあるペット動物について、適正な飼養管理の在り方及びその徹底のために 必要な制度化に向けた検討