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平成13年度評価書TOP |
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<目標>
<評価> 今日、推計で約5万種以上の化学物質が流通し、また、我が国として工業用途として 届け出られるものだけでも毎年約300物質程度の新たな化学物質が市場に投入されている。 しかし、化学物質の中には、その製造、流通、使用、廃棄の各段階で適切な管理が行われない場合に環境汚染を引き起こし、人の健康や生態系に有害な影響を及ぼすものがある。 環境汚染物質のモニタリング及びその結果の解析により、これらの化学物質の環境中の存在状況を把握し、リスク評価・管理に活用してきているが、化学物質の環境汚染に関する対策の進展や状況変化を踏まえたモニタリングの見直しが必要である。 内分泌かく乱作用の疑われている化学物質について、平成13年度には、新たに8物質の有害性評価に着手したほか、平成12年度に着手したノニルフェノールについて、魚類への影響に関する評価結果を世界で初めて取りまとめるなど着実に成果を上げており、引き続き評価を進める必要がある。 環境リスク評価については、39物質を対象とした環境リスク初期評価の結果及び作業手順を示したガイドラインを平成14年1月に公表したところであるが、環境リスクの評価作業の効率化・加速化、PRTRデータの活用及び評価結果を国民に分かりやすく提供することが必要である。 <課題>
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