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平成13年度評価書TOP |
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<目標>
<評価> 地盤沈下については、地下水採取規制、代替水源の確保等により、長期的には沈静化する方向に向かっており、 平成12年度は年間2cm以上沈下した地域は7地域(11年度は9地域)に減少するなど、環境省が集計を開始した昭和53年度 以降も最も少なくなっている。しかしながら、一部地域では依然として沈下が続いており、また、渇水時などの過剰な地下水 の汲み上げ等によって地下水位が低下し、地盤沈下が発生した事例もあり、渇水時等における大量の地下水採取等による地盤 沈下への対応等が課題となっている。 湧水の枯渇、河川流量の減少、地盤沈下等の障害の発生は、高度経済成長期を通じ、都市への急激な人口や産業の集中と 都市域の拡大等に伴い、水循環系が急激に変化したことが原因と考えられている。環境保全上健全な水循環の確保の観点から これまで、水循環の診断・評価の確立に向けて、モデル流域での水循環モデル計画案を通じた知見の集積、 地下水涵養施設整備による保水機能の強化など流域単位の取組の支援を行っている。 <課題>
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