平成13年度環境省事後評価 |
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<目標> オゾン層の状況等の監視を行うとともにオゾン層破壊物質の大気中への放出を抑し、オゾン層の保護・回復を図る。 <課題> 我が国上空を含む中高緯度地域のオゾンは減少し、南極上空のオゾンホールも増大傾向にある。 これは、すでに大気中に放出されたCFC等がいまだに大気中に残存していることが原因である。 オゾン層保護法に基づく対策等によりオゾン層破壊物質からの代替が進展している。 洗浄分野、エアゾール分野においてはCFCからの代替がほぼ完了した。 冷媒分野においては、漏洩防止対策の進展に加え、冷媒フロン類の回収・破壊について、 廃家電(家電リサイクル法)、業務用空調冷凍機器及びカーエアコン(フロン回収破壊法)からの回収が義務付けられた。 断熱材等に含まれるフロン等の回収・破壊については検討段階である。 国際的に、モントリオール議定書の規制スケジュールに沿った、途上国におけるCFC等の 全廃が重要となっている。 <課題>
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