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一般職事務系(大卒程度):鈴木さんへのインタビュー

写真:鈴木 愛(すずき あい)さん

鈴木 愛(すずき あい)さん
【プロフィール】
平成20年9月II種行政合格
平成20年10月環境省採用
(本省・環境保健部企画課保健業務室 配属)

まず、志望動機を教えて下さい。(国家公務員・環境省)

 環境系の大学に在学していたことから「環境に携わった仕事がしたい!」とずっと思っていました。就職活動は環境保全の企業を志したが希望叶わず。。次に環境省を目指して国家公務員試験を受験したが合格できませんでした。その後、環境とは全く違った企業に3年間勤めたのですが、その間に環境のボランティア活動で知り合った外務省の方と話していくうちに、公務への魅力が高まり、再度国家公務員(環境省)を目指そうと決めました。

配属された環境保健部では、どのようなことを任されていますか。

 私が所属しているのは企画課保健業務室で、公害の被害に遭われた方に対する給付金の認定・支給、公害被害を未然に防ぐため日頃から人の健康状態や大気汚染状態を調査し、必要に応じて措置を講ずる(環境保健サーベイランス)などに取り組んでいる室です。

 その中で私が担当しているのは、環境保健サーベイランスに関する業務で、主に大気汚染が健康影響に関係しているかどうかを児童に対し調査するのですが、その調査は全国規模で40程度の自治体との調査契約の手続き、また関連する民間業者とも調査契約手続きを行っています。

採用されてから3ヶ月経過しましたが、感じた印象や周囲の雰囲気は。

 職場は落ち着いた雰囲気で、集中して仕事ができています。また、周りにも若い女性も多く、相談もしやすいです。

 また、私は社会人歴がありますが、民間と官庁のお金の使い方の違いを感じました。民間は仕事のやりがい以外に、環境を整えることによって労働者の仕事へのモチベーションを保つことができます。しかし公務員は税金で業務を運営しているし、環境省だからなのかと思いましたが、トイレも感知型照明で、昼休みも消灯しエコ・節約に努めていると本当に実感しました。公務員は「国民のために仕事をしているんだ。」という意識がモチベーションを保っていると感じました。

 この3ヶ月間で印象に残ったものですが、公害患者の会と環境省が翌年度の給付金額を決定する交渉に立ち会いました。患者側からの「金額を下げられては困る。」という切実な生の声を聞いた時、国の組織に勤めている。自分の組織が国民と接する政策をしている。と強く意識しました。

受験者に対しメッセージをお願いします。

 私の経験からですが、社会人経験があったため、同様の立場で公務員試験に合格した内閣府の人を訪問し、官庁訪問の話を聞き、面接カードもチェックしてもらいました。それによって公務員への印象も改めて考えることもできましたし、面接対策にもなりました。

 自分と同様の経験を持つ先輩に話を聞くことを勧めます。

 公務員に合格したら、ぜひ環境省に来て、私達職員と一緒にがんばりましょう!

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