採用・キャリア形成支援情報

環境省サマートライアル2017!

環境省では、今年も「サマートライアル」を実施します!

写真:サマートライアルの様子1

写真:サマートライアルの様子2

1.目的

職員との交流を深めながら政策の企画・立案を体験していただくことを通じて、学生の皆さんのキャリアイメージ形成に役立てていただくとともに、国家行政官の仕事や環境行政に対する理解を深めていただくことを目的としています。

2.対象者

大学又は大学院に在籍する学生または既卒の方で、国家公務員総合職の仕事に少しでも関心のある方。環境行政に関する予備知識は一切必要ありません。

3.実施期間・内容・募集人数

(1)各コースの概要・期間

以下の通り、8-9月に各2日間の日程で実施します(宿泊ではなく両日とも日帰り)。複数のコースにご参加いただくことはできません。

※なお、各コースの内容については、今後の状況により多少変更となる可能性があります。予めご了承下さい。

Aコース

日程
8月29日(火)・8月30日(水)
タイトル
「循環型社会の実現と社会コストの低減に向けて ~自動車リサイクルの現場を見て、政策的課題の解を探せ!~」
概要

 我が国において、自動車は重要な産業であると同時に、多くの人にとって身近なものでもあります。しかし、自動車も使っていれば最後にはゴミになります。この避けては通れない問題に対して、国は「使用済自動車の再資源化等に関する法律(自動車リサイクル法)」を整備して、最終処分場のひっ迫を回避することや天然資源の使用抑制に取り組んできました。
 この自動車リサイクル法は、施行から10年が経過しました。皆さんには、トライアルの中で環境省の職員になったつもりで、自動車リサイクル法の課題のうち幾つかについて取り組んでもらいます。
 1日目に、自動車リサイクルに関わる解体事業者や破砕事業者といった現場を見学し、2日目に、これらの事業者に関わる課題についての解決策となる政策を考えてもらい、国家公務員の仕事について理解を深めていただきます。現在進行中の課題について、環境省として何をすべきか?何ができるのか?を考え、循環型社会の推進と社会コストの低減を目指して、一緒に考えてみましょう!

※当該コースは、廃棄物行政の現場を見て、国家公務員等に求められる問題発見能力と、実際にそれを議論して政策の形にする課題解決能力の両面について知っていただく良い機会になると考えていますので、ご関心のある方の参加をお待ちしています。

Bコース

日程
8月31日(木)・9月1日(金)
タイトル

「より環境に配慮した事業計画の作成に向けて~実践、環境アセスメント~」

概要

 環境アセスメントは、事業を実施する前に、その事業による様々な環境への影響を予測して、環境に配慮してもらおうという制度であり、住民、専門家、地方公共団体、国などと意見を交わしながら、事業の内容や地域のニーズに応じて、よりよい事業、よりよい環境配慮を追求するためのプロセスです。このため、事業の性質、地域状況、様々な環境問題をトータルに扱う能力が求められます。本コースでは、1日目に火力発電所を見学してもらう他、環境アセスメント制度などの概略を学んでいただき、2日目には、実際に審査官になったつもりで風力発電事業の事業計画に関する環境影響審査の一端を模擬体験してもらうことを予定しています。これより、自然・水大気・温暖化など多様な環境分野への配慮をどう事業計画に織り込んでいくかを体験してもらいたいと思います。

Cコース

日程
9月4日(月)・5日(火)
タイトル

「国際交渉を通じて世界を動かそう!~気候変動の国際枠組み作りへの挑戦~」

概要
 気候変動問題は、地球の未来を左右する喫緊の課題です。地球の平均気温は徐々に上昇し、異常気象に伴う大雨や、干ばつによる災害が世界各地で頻発しています。気候変動に対処するには、原因となる温室効果ガスの排出削減を世界全体で進めるとともに、強靱な社会を築いていく必要があります。
 1992年、国連において、地球温暖化対策の重要な一歩となる気候変動枠組条約が採択されました。条約下では、190を越える国と地域が参加して気候変動問題(地球温暖化問題)を解決するための国際交渉が続けられています。国際交渉は、それぞれの国の立場を考慮しつつ、国益と世界益を考えながら、世界全体の仕組みを作っていくとてもダイナミックな仕事の一つです。
 2015年12月、第21回気候変動枠組条約締約国会議において、2020年以降の新たな国際枠組みとしてパリ協定が合意されました。
 皆さんには、その交渉の一端を実際の交渉官と一緒にグループワークで模擬体験していただくことによって、グローバルな環境問題を解決する難しさと醍醐味を体験していただきます。

(2)内容

いずれのコースにおきましても、参加者同士でグループを編成し、具体的な政策を検討・提案していただきます。主な内容は以下の通りです。

  1. 担当職員からの概要レクチャー
  2. 現場見学や関係者へのヒアリングなどのフィールドワーク
  3. グループディスカッション
  4. 政策課題に対する解決策のプレゼンテーション
  5. 職員との懇親会

(3)実施時間

各日とも概ね午前10時~午後7時
(両日とも日帰り。カリキュラムによって若干変更することがあります。)

(4)実施場所

環境省本省(東京都千代田区霞が関1-2-2合同庁舎第5号館)(予定)

※現場見学や関係者へのヒアリングなど、現場での体験もカリキュラムに含まれています。

(5)募集人数

各コースにつき、それぞれ20~30名程度。

4.募集方法

参加を希望する方は、2017年8月13日(日)までにマイナビのインターン募集ページ(リンク)よりお申し込みください。

5.選考方法

募集人数を超える応募があった場合には、応募期間終了後に選考を行います。

参加が決定した方には、8月25日(金)までにメールにて御連絡する予定です。

6.注意事項

  • 参加される方には、事前に、参加に当たっての遵守事項に関する誓約書を提出していただきます。詳細は参加される方に御連絡します。
  • サマートライアルの必要経費(交通費、滞在費、食事代、保険料等)については、原則として参加者各自で負担していただきます。
  • サマートライアル中に知り得た情報の取り扱いについては、担当職員の指示に従っていただきます。
  • 御登録いただく個人情報は、キャリア形成支援活動に関して使用することがありますが、それ以外に使用することはありません。
  • 本企画は、採用・選考とは一切関係がありません。

7.応募・問い合わせ先

環境省大臣官房秘書課 サマートライアル担当(担当:石丸、折口、飯塚)
〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
電話: 03-5521-8211
FAX: 03-3580-2517
e-mail:saiyo@env.go.jp

※本サマートライアルは、「環境省インターンシップ制度」とは異なりますので、お間違えのないようご注意ください。 

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