雪の残る遅い春を感じながら温泉を楽しむ
残雪と春の日差しが共存する東北の遅い春を感じながら、
点在する温泉に足を延ばして「はしご湯」を楽しもう。

焼走り熔岩流
盛岡駅から車で約45分。岩手山が江戸時代に噴火した際に流れ出た溶岩が冷えて固まった場所。いまだに植物がほとんど育たず、周囲とは一線を画した荒涼とした景色が広がっている。1時間ほどで歩ける散策路が整備されており、迫力のある景色を間近で眺めることができる。


上坊牧野 の一本桜
「南部富士」とも呼ばれる美しい稜線を持つ岩手山を背景に、一本桜が立つ姿が絵画的で人気のある場所。花の色が薄いカスミザクラは、満開の期間がとても短く、そのはかなさも魅力。


八幡平アスピーテライン
八幡平を東西に横断する全長約27kmのドライブウェイ。例年春の開通時から5月上旬ごろまで、道の両脇に高い雪の壁がそびえ「雪の回廊」と呼ばれる景色が出現する。県境付近の駐車場からは岩手山や秋田方面のブナ林が一望できる。今年は4月15日に開通予定。


蒸 ノ湯温泉
八幡平には大小さまざまな温泉が点在するが八幡平最古の湯と言われるのが蒸ノ湯温泉。一軒宿の温泉だが、日帰り入浴も可能。蒸気が周囲の岩肌から立ち昇る様子が眺められる野趣あふれる「野天風呂」は、白濁した温泉で肌がつるつるの感覚に!

阿寒摩周国立公園
各所に温泉が湧き火山帯らしい特徴的な現象が見られる。阿寒湖畔の「ボッケ」では泥が火山ガスと共に吹き出ていたり、「硫黄山」やその近くの「ポンポン山」では北海道ながら地熱で冬でも雪のない箇所があるなど、火山の鼓動を感じることができる。
https://www.env.go.jp/park/akan/