皇居外苑ニュース
2016年05月18日
生物多様性ってなんだろう


毎年5月22日は、国連が定めた「国際生物多様性の日」です。
皇居外苑管理事務所では、皇居のお濠の生物多様性を保全するため各種の取り組みを行っており、普及啓発の一環として、楠公レストハウスの展示コーナーに皇居のお濠に元々生息する在来魚と、人の手によって放逐され、在来のいきものに影響を与えている外来魚等を常設展示しています。
"生物多様性(せいぶつたようせい)"って、最近よく耳にするけど、何だかよく分からない、難しいそうなキーワードですよね。国際生物多様性の日の5月22日を中心に、"セイブツタヨウセイ"を感じ・学び・行動するためのさまざまなイベントが全国各地で開催されます。
国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)及び関係団体では、自然度の高い場所での参加型保全活動から、公園や動植物園、駅前の商業ビルなど身近な場所での展示や体験型イベントなど、いろいろな施設でその土地ならではのさまざまなイベントを企画しています。
井の頭自然文化園の特設展「カエル学にゅうもん」など、見て楽しく、体験して楽しい企画がいっぱいあります。
ぜひ、お住まいの地域で開催される関連イベントを生物多様性.comのウエッブサイトでチェックして、各地のイベントにご参加ください。
生物多様性条約事務局では、国連が定める国際生物多様性の日(5月22日)に、世界各地の子どもたちが学校や地域などで植樹等を行う「グリーンウェイブ」への参加を呼びかけています。
一般参加が可能なものもありますので、ぜひグリーンウェイブ2016のウエッブサイトをチェックして、お近くで行われるグリーンウェーブの行事にもご参加ください。