皇居外苑ニュース
2016年01月25日
No.21(北の丸公園グリーンアドベンチャー/大人用コース)


北の丸公園グリーンアドベンチャー、大人用コースの設問21番を紹介します。
21番の木の全景です。(写真は 12月3日撮影)
ヒント
○枝先に大きな葉が垂れ下がってつきます。
○新葉が出ると古い葉が世代交代するように落ちるのでこの名がつきました。
春の葉の様子(4月14日撮影)
前年の葉の中心からに新芽と花の蕾が顔を出してきます。葉柄が紅いのがこの木の特徴です
新葉が出てくると前年の葉が大きく垂れ下がる様子(4月14日撮影)
若芽が伸びてから古い葉が落ちるので、親が子の成長を待って後に譲ることにたとえ、正月の縁起植物の一つとされます。世代交代、子孫繁栄の縁起物としてしめ飾りや床飾りに用いられます。
花の様子。小さな花がまとまって咲く総状花序です。
実の様子(写真は12月3日撮影)
秋(10月)から冬にかけてたくさんの実が付きます。藍黒色の小さな実は、冬の間の貴重なごちそうとして、ツグミやヒヨドリなどの野鳥が好んで食べている姿を見かけます。
落ち葉の様子(撮影は12月14日撮影)
葉はゆっくり黄色く黄葉していき落葉します。裏返すと葉の裏が白いことがわかります。
樹皮の様子(写真は12月14日撮影)
樹皮は白っぽく滑らかです。
材は工作が容易なため、箱材、ろくろ細工に使用されます。
さて、この木の名前は何でしょう?
答えは、ぜひ北の丸公園に確かめに来て下さい。
☆コースのご案内や解答用紙のダウンロードは、北の丸公園グリーンアドベンチャーのご案内をご覧下さい。