皇居外苑ニュース
2015年12月15日
No.22(北の丸公園グリーンアドベンチャー/大人用コース)


北の丸公園グリーンアドベンチャー、大人用コースの設問22番を紹介します。
22番の木の全景です。秋に紅葉する落葉高木を代表する樹種の一つで、北の丸公園では例年12月上旬ごろに紅葉が見頃になります。(写真は 12月 9日撮影)
ヒント
- ○日本海側の山地の谷間などに生えます。
- ○秋に翼をつけた実が吊り下がります。
- ○美しい紅葉が楽しめます。
実の様子(写真は12月1日撮影)
大きな翼を付けた実は、秋に熟すとクルクルと回りながら風に乗って飛ばされます。遠くに種を運ぶために進化したもので、この木の仲間に共通する特徴です。
(写真は12月7日撮影)
葉の切れ込みが大きく、細かなぎざぎざ(重鋸歯)が不揃いなことなどが、よく似た仲間の種類の木と見分けるポイントの一つです。
樹皮の様子(写真は11月25日撮影)
北の丸公園に植えられているこの種類の木は比較的若い木が多いため、写真のように白っぽいなめらかな木肌をした木が殆どですが、古木になると灰白色の幹肌に深い縦縞の溝が見られるようになります。
紅葉の様子(撮影は12月4日)
北の丸公園内には、
さて、この木の名前は何でしょう?北の丸公園には、この木や仲間の種類の木が約200本ほど植えられており、特に22番の木が植えられている一角は、北の丸公園を代表する秋の見所になっています。
秋の紅葉だけでなく、春の新緑や夏の緑陰など、四季を通じて美しい姿を楽しむことが出来ます。答えは、ぜひ北の丸公園に確かめに来て下さい。
☆コースのご案内や解答用紙のダウンロードは、北の丸公園グリーンアドベンチャーのご案内をご覧下さい。