皇居外苑ニュース
2015年10月30日
No.8(北の丸公園グリーンアドベンチャー/子供用コース)


北の丸公園グリーンアドベンチャー、子供用コースの設問8番を紹介します。
8番の木の全景です。枝を天空に広げて美しく紅葉する姿が芝生広場で大変目立ちます。北の丸公園では、芝生広場の他、各所に植えられています。(写真は10 月30日撮影)
ヒント
○家の周り、道ばた、公園に植えられるよ。
○大きくて目立つ(顕 けやけき)ので名前となったよ。
○木は箒(ほうき)を逆(さか)さにしたような形になるよ。
紅く紅葉した葉の様子(写真は10月27日)
小さめの葉っぱで、まわりがのこぎりのようにギザギザなのが特徴です。
うろこ状にはがれる幹の様子(写真は10月27日)
若い木の樹皮は灰褐色で滑らかですが、樹齢を経るにつれうろこ状にはがれるようになり、特徴的な樹皮が見られるようになります。
旧江戸城田安門
この木から製材される材木は、木目がとても美しく湿気にもよく耐えるため、臼やお椀、下駄の歯、楽器、家具など、多くの工芸品が作られています。また建築用材としても多くの寺社建築等に用いられ、国の重要文化財に指定されている旧江戸城田安門や清水門にも、この種類の木から製材された材木も用いられているそうです。
さて、この木の名前は何でしょう?
北の丸公園の芝生広場に植えられたこの木は、春の新緑、夏の緑陰、秋の紅葉、冬の樹冠など、四季を通じてその雄大な姿を楽しむことが出来ます。答えは、ぜひ北の丸公園に確かめに来て下さい。
☆コースのご案内や解答用紙のダウンロードは、北の丸公園グリーンアドベンチャーのご案内をご覧下さい。