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11月8日(火) 15:00-16:00

11月8日(火) 15:00-16:00

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Technology

15:00-16:00

タイトル	モロッコ王国における再生可能エネルギー分野での日本の貢献について
概要	モロッコ王国の再エネ導入政策を例に挙げ、本邦技術を活用した貢献に向けての取り組みについて概説する。
主催／共催	住友電気工業株式会社 / モロッコ王国太陽エネルギー庁
プログラム	モロッコ王国の再生可能エネルギー戦略とMASENの活動についてオベイド・アムラン　MASEN 次官（モロッコ）地球温暖化に対する住友電工の取組み弘津　研一　住友電気工業（株）パワーシステム研究開発センター長（日本）質疑応答
セッションサマリー	講演１モロッコ王国は、2009年に「2020年までに設備容量の42％を再生可能エネルギー由来とする」計画を発表したが、近年、その割合を2030年までに52%まで高めるという新たな目標を掲げている。MASENは、モロッコ王国において再生可能エネルギー拡大を主導する機関として、目標達成に向けて太陽エネルギー・水力・風力発電の導入を積極的に推進している。太陽エネルギー発電に関しては、500MW以上の規模を誇る太陽熱発電プラント（NOOR1、２、３）の他、今年11月より住友電気工業とのコラボレーションによる集光型太陽光発電装置（CPV）の1MW発電プラントの運用実証を開始する等、多様な取り組みを行っている。講演２太陽光発電は、従来の化石燃料発電と比較して温室効果ガスの発生を抑制し、環境保護の観点かられた発電方式として注目されている。当社が開発したCPV発電装置は、変換効率が極めて高い化合物半導体の発電素子を用い、太陽を正確に追尾しながらレンズで直達日射光を集め発電する仕組みで、1日を通して安定的に発電する。変換効率は一般的な結晶シリコン太陽電池に比べて約2倍で、また発電素子の温度依存性がほとんどないことから、CPV はモロッコ王国をはじめとする高温・高日射地域で有効な発電システムとして期待されている。モロッコ王国においては、2013年以降当社グループ会社敷地内等で実証実験を実施していたが、2016年11月よりMASENのR&Dサイト内にて１MW CPV発電プラントの運用実証を開始した。これを機に、モロッコ王国における再生可能エネルギー導入促進に加え、ローカルコンテンツの活用による投資・雇用機会の創出や人材育成等の面からも貢献していきたいと考えている。
キーメッセージ	モロッコ王国の掲げる再生可能エネルギー導入目標（2030年までに設備容量の52%を再エネ由来にする）の達成に向けて、MASENは再エネ導入の主導機関としてイニシアチブを取っていく。 MASENとの協業による1MW CPV発電プラントの今年11月運用開始を契機とし、モロッコ王国における再生可能エネルギー導入促進に加え、ローカルコンテンツの活用による投資・雇用機会の創出や人材育成等に貢献していきたい。
各種資料	パンフレット（英文）（PDF・1,148KB）発表資料 2（英文）（PDF・10,057KB）分割版：［1/2］（PDF・4,769KB）［2/2］（PDF・4,506KB）
イベント風景
報告者	住友電気工業研究企画業務部　佐々布　裕和住友電気工業広報部　藤間　加奈子