第5回日中韓環境ビジネス円卓会議
概要
第21回日中韓三カ国環境大臣会合における第5回日中韓環境ビジネス円卓会議は、2019年11月22日から24日にかけて、日本国環境省主催により北九州市で開催されました。本円卓会議は、TEMMビジネスフォーラムと日中韓環境産業円卓会議を統合させるという合意に基づき、2015年より開催されています。会議は、日中韓三カ国の環境技術産業等に関する協力や意見交換の推進を目的に行われ、日本、中国、韓国からの代表団とオブザーバーが政府、自治体、産業界、組織を代表して参加しました。
今回の会議は、「環境と成長の好循環実現に向けた取組」というテーマの下で、環境問題に関する各国の分野毎の状況や取組を重点的に取り上げた発表が行われ、質疑応答では各国の取組に関する活発な情報交換が行われました。日本からは、持続可能な街づくりに向けた自治体の取組事例、地域食品資源循環ソリューションシステム、製造業及び金融業を営む各企業によるSDGsの取組などについて発表を行いました。
また、当会議では、これまでの日中韓三ヵ国のエコラベルに関する相互認証の進捗を確認し三ヵ国による繊維製品のエコラベルに関する合意書の調印式が行われました。
小泉大臣と日本代表
当日プログラム
【会場:北九州国際会議場 2F「国際会議室」】
セッション1 | オープニングセッション |
セッション2 | 環境の観点から持続可能な地域づくりの事例(自治体代表、企業代表、環境教育団体による発表) |
セッション3 | 持続可能な地域づくりに向けた企業の貢献(企業代表・公社による発表) |
セッション4 | 環境ラベル(環境ラベル機関による発表・相互認証の合意文書署名式) |
セッション5 | 持続可能な地域づくりに向けた金融の可能性(企業代表、政府関係者による発表) |
セッション6 | 持続可能な社会づくりに向けた企業の貢献(企業代表による発表) |
セッション7 | 水処理、大気汚染防止、省再エネルギーなど、企業の環境配慮の取組(企業代表・業界団体による発表) |
セッション8 | サマリーセッション |