第4回日中韓環境ビジネス円卓会議

概要

第20回日中韓三カ国環境大臣会合における第4回日中韓環境ビジネス円卓会議は、2018年6月22日から24日にかけて、中国生態環境部主催により蘇州市で開催されました。本円卓会議は、TEMMビジネスフォーラムと日中韓環境産業円卓会議を統合させるという合意に基づき、2015年より開催されています。会議は、日中韓三カ国の環境技術産業等に関する協力や意見交換の推進を目的に行われ、日本、中国、韓国からの代表団とオブザーバーが政府、自治体、産業界、組織を代表して参加しました。

今回の会議は、「グリーンエコノミーへの移行を推進するための環境の視点から持続可能な都市」というテーマの下で、環境問題に関する各国の分野毎の状況や取組を重点的に取り上げた発表が行われ、質疑応答では各国の取組に関する活発な情報交換が行われました。日本からは、地方公共団体によるグリーン成長とSDGs推進、自然との共生を目指す都市づくり、自動車環境対策の取組、企業による脱炭素社会に向けた取組、水環境浄化技術などについて発表を行いました。

また、当会議では、これまでの日中韓三ヵ国のエコラベルに関する相互認証の進捗を確認し三ヵ国による繊維製品のエコラベルに関する合意書の調印式が行われました。

  • 中川大臣と日本代表

    中川大臣と日本代表

  • 環境ラベルの調印式

    環境ラベルの調印式

当日プログラム

【会場:フォーポイントバイシェラトン蘇州ホテル】

セッション1 オープニングセッション
セッション2 環境の観点から持続可能な都市の事例(自治体代表による発表)
セッション3 市民啓発とCSRの事例(企業代表・公社・業界団体による発表)
セッション4 環境ラベル(環境ラベル機関による発表・相互認証の合意文書署名式)
セッション5 水質汚染防止と規制に係る技術交換と技術協力(企業代表による発表)
セッション6 自動車からの大気汚染防止と規制の事例(自治体代表・企業代表・業界団体による発表)
セッション7 地方環境管理に係る政策と協力(企業代表・自治体代表による発表)