放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料
(令和4年度版、 HTML形式)

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第7章 環境モニタリング
7.4 森林のモニタリング

森林の空間線量率の変化

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福島県は、2011年度から毎年、県内の森林において空間線量率等のモニタリングを実施しています。2011年度の調査箇所は362箇所でしたが、2021年度には1,300箇所まで拡大して調査が実施されています。
継続して観測している362箇所の空間線量率の平均値は、2022年3月時点では0.17μSv/hとなり、2011年8月時点の値(0.91μSv/h)と比較して約19%となりました。森林内の空間線量率は物理学的減衰率とほぼ同じく低下しています。
2022年3月時点の地域別の測定結果(最小値~最大値)は、以下のとおりです。

・ 県北 (測定箇所数 361):0.04 ~ 1.15μSv/h

・ 県中 (測定箇所数 122):0.04 ~ 0.37μSv/h

・ 県南 (測定箇所数 38):0.04 ~ 0.19μSv/h

・ 会津 (測定箇所数 33):0.03 ~ 0.08μSv/h

・ 南会津 (測定箇所数 22):0.02 ~ 0.07μSv/h

・ 相双 (測定箇所数 653):0.09 ~ 2.82μSv/h

・ いわき (測定箇所数 71):0.05 ~ 0.91μSv/h

(関連ページ:上巻P184「森林中の分布」

本資料への収録日:2019年3月31日

改訂日:2023年3月31日

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