東京電力ホールディングス株式会社は、政府が2021年4月に公表した基本方針に則った形で「ALPS 処理水」の海洋放出を行った場合の放射線影響を、国際的に認知された手法(国際原子力機関(IAEA)安全基準文書、国際放射線防護委員会(ICRP)勧告等)に従って評価を行いました。評価については、パブリックコメント手続きで国内外から寄せられた意見やIAEA によるレビューにおける指摘、原子力規制委員会との議論を踏まえた見直しが行われました。その結果、人及び環境への影響は軽微であることが示されました。
■海洋における拡散シミュレーション結果(2019年の気象・海象データを使用。年平均)
■人・動植物への放射線環境影響評価の結果(2022年11月時点の評価結果)
出典
東京電力ホールディングス株式会社「多核種除去設備等処理水(ALPS 処理水)の海洋放出に係る放射線環境影響評価報告書(建設段階)」(2022年11月)に基づき作成
https://www.tepco.co.jp/press/release/2022/pdf4/221114j0101.pdf#page=289
本資料への収録日:2022年3月31日
改訂日:2023年3月31日