2011～2019年度に行った健康診査のうち、主な健診項目を経年比較しました。
●過体重者
BMIが25kg/m2以上の過体重者は、各年度とも女性と比較して男性の割合が高い結果になりました。各年度の推移をみると、65歳以上の女性では、2011年度から2015年度までは減少傾向でしたが、2016年度から2019年度では大きな変化がみられませんでした。
●高血圧者
収縮期血圧140mmHg以上の割合は、40歳以上の男女ともに、2011年度から2014年度まで減少傾向がみられました。2015年度から2016年度にかけては増加傾向がみられましたが、2019年度にかけては減少傾向がみられました。
拡張期血圧90mmHg以上の割合は、40歳以上の男女ともに、2011年度から2014年度まで減少傾向がみられましたが、2015年度以降は大きな変化はみられませんでした。
●肝機能異常者
ALT51（U/L）以上の肝機能異常者は、40～64歳男性で他に比べ高い割合ですが、全体的にほぼ横ばいとなっています。
●血糖管理不良者
HbA1c7.0％以上の血糖管理不良者は、各年度とも女性に比べ男性の割合が高く、2011年度と2019年度を比較すると、65歳以上の男性で割合が高い結果になりました。
本資料への収録日：2016年３月31日
改訂日：2022年３月31日
第１章 放射線の基礎知識