国際原子力事象評価尺度(INES)は、国際原子力機関(IAEA)と経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)が定めた尺度で、1992年に各国に採用が勧告されました。
原子力施設等の異常事象や事故は、その深刻度に応じて7つのカテゴリーに分類されます。各国は、異常事象や事故の深刻度をこの尺度を使って判定し、発表します。
東京電力福島第一原子力発電所事故はその放射性物質の放出量から最も深刻な事故であることを示すレベル7(暫定評価)と判断されています。
(関連ページ:下巻P8「INES(国際原子力・放射線事象評価尺度)評価」)
本資料への収録日:2013年3月31日
改訂日:2021年3月31日