Q&A(平成28年度版、HTML形式)
第2章 放射線による被ばく
QA2-2 内部被ばくの特徴は、どのようなものですか。
- ①内部被ばくの特徴として、放射性核種によって特定の臓器に集まりやすいことがあります。特定の臓器についてはこちら*をご参照ください。
*放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料 上巻第2章32ページ - ②しかし、体内に取り込まれた放射性物質は代謝によって体外に排出されます、代謝によって放射性物質が半減する時間を生物学的半減期と呼びます。内部被ばくでは物理学的半減期だけでなく生物学的半減期についても考慮します。
- ③内部被ばくは、体内から放射線を浴びるため全ての放射線、特にα(アルファ)線について考慮する必要があります。
- 統一的な基礎資料の関連項目
- 上巻 第2章 22ページ「透過力と人体での影響範囲」
- 上巻 第2章 27ページ「内部被ばく」上巻 第2章 28ページ「内部被ばくと放射性物質」
- 上巻 第2章 32ページ「原発事故由来の放射性物質」
- 上巻 第2章 54ページ「預託実効線量」
- 上巻 第2章 81ページ「放射線による電離作用」
放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料上巻 22,27,28,32,54,81ページ「透過力と人体での影響範囲」「内部被ばく」「内部被ばくと放射性物質」「原発事故由来の放射性物質」「預託実効線量」「放射線による電離作用」より作成
出典の公開日:平成28年6月1日
本資料への収録日:平成29年3月31日