放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料
(令和5年度版、 HTML形式)

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第2章 放射線による被ばく
2.4 線量測定と計算

環境放射線・放射能の計測

環境放射線・放射能の計測
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空間線量率というのは、空間中のγ(ガンマ)線量を測定したもので、1時間当たりのマイクロシーベルトで表示されています。空気中に漂っている放射性物質からのγ線も検出していますし、大地に落ちた放射性物質からのγ線も検出しています。また計測しているのは事故由来の放射線だけではありません。自然放射線としては、主に大地からの放射線と宇宙線が挙げられます。
通常、測定器は地上1mくらいの高さに置かれることが多いのですが、これは大人の場合この高さに重要な臓器があるからです。学校や幼稚園など主に子供が生活する場所では、測定器の高さを地上50cmとする場合もあります。
降下物中の放射能量は、単位面積当たりに落ちてきた放射性物質の量で表します。放射性物質の種類ごとに、1日当たりあるいは1か月当たりといった期間ごとの数値で示されることが一般的です。

本資料への収録日:2013年3月31日

改訂日:2019年3月31日

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