放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料
(令和5年度版、 HTML形式)

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第1章 放射線の基礎知識
1.3 放射線

放射線の種類

放射線の種類
放射線の種類
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放射線と一般的にいう場合、電離放射線のことをいいます。電離放射線は物質を構成する原子を電離(正電荷のイオンと負電荷の電子に分離)する能力を有し、粒子線と電磁波があります。
粒子線の仲間には、α(アルファ)線β(ベータ)線中性子線等が含まれます(上巻P13「放射線はどこで生まれる?」)。粒子線のうち、電荷を持つ(イオン化した)ものを荷電粒子線、電荷を持たないものを非荷電粒子線と呼びます。γ(ガンマ)線、X(エックス)線は電磁波の一種です。
電磁波でも、電波、赤外線、可視光線のように電離作用を持たないものがあり、それらを非電離放射線と呼びます。紫外線は一部に電離作用がありますが、一般的には非電離放射線に分類されます(上巻P15「電離放射線の種類」)。
(関連ページ:上巻P19「放射線の種類と生物への影響力」上巻P20「放射線の透過力」

本資料への収録日:2013年3月31日

改訂日:2019年3月31日

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