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低炭素セメントラベル

[1]概要(2018年1月現在)

環境ラベル等の特色

セメント産業最大の責務であるCO2削減に特化した住友大阪セメント(株)建材事業部のタイプⅡ環境ラベル。CO2分子モデルを文字通り2つに“カット”したシンボルです。削減施策を施さなかった従来当社製品比で6%以上のCO2削減率を達成している製品を自主基準によって“低炭素セメント関連製品”と認定し、このラベルを付与しています。

情報の提供手法
  • マーク等表示
  • 環境負荷データ表示/提供
低炭素セメントラベル ラベル画像

[2]詳細

事業者名
住友大阪セメント株式会社 建材事業部
運営開始年
2011年
対象物品等
  • 半たわみ舗装用注入用モルタル『低炭素ニューファンコート』
  • 床用大判タイルボンド材『低炭素ストライビングモルタル』
  • 水熱抑制型無収縮モルタル『低炭素フィルコンTF』
  • ハイブリッドモルタル
  • 低炭素地盤改良工法用硬化材
着目する環境影響

製品製造段階におけるCO2排出量の削減に着目している。

表 着目する環境影響

環境負荷項目 基準の概要
1 資源の消費
2 エネルギーの消費
3 大気・水・土壌への汚染物質の排出
  • 製品製造段階におけるCO2排出量を従来同等機能の当社製品比で6%以上削減している。
  • 施工時において水と混練した場合、モルタル1LあたりのCO2排出量を従来同等機能の当社製品比で6%以上削減している。
4 廃棄物の排出
5 有害物質の利用
6 生態系の破壊
7 その他の環境負荷
基準等(※)の概要

※「マーク等表示」の場合はマーク等を使用するための基準、「環境負荷データ表示/提供」の場合はデータ表示/提供の様式

【低炭素セメント関連製品 自主基準抜粋】

  1. プレミックス(既調合)モルタル/コンクリート製品、乃至は下記2)に記載の低炭素要素材を活用した製品(以下、製品と呼ぶ)において、製品の製造段階または使用段階におけるCO2排出量が削減施策を施さなかった製品機能が同等の自社従来製品(委託製造品を含む)に対し、6%以上削減されていること。
  2. 低炭素要素材は、前項のとおり、製品の製造時のCO2排出量を総合的に削減するための中心的素材であり、下記の5群からなる。顧客との合意に基づく設計仕様により決定されたCO2削減率を達成できるよう、この低炭素要素材が製品に対して所定通りに配合されていること。
      • 天然鉱物系:火山灰や珪酸白土に代表される天然の(潜在)水硬性鉱物粉末
      • バイオマス系:森林間伐材や籾殻等の植物に由来する材料を燃焼させた残渣灰
      • 軽量鉱物系:内部に空隙を有する鉱物
      • 副産物系:産業副産物乃至は廃棄物の再利用起源であって、CO2排出量を低減させる目的を達成できる量が配合できるもの。
      • 人工鉱物系:人工的に製造された(潜在)水硬性を持つ物質、乃至は機能上CO2排出量低減に寄与する鉱物で、これを利用する製品の製造段階、あるいは使用段階におけるCO2排出量を低減させる目的を達成できる量が配合できるもの
  3. 上記のCO2排出量が、ライフサイクルアセスメントの国際標準規格ISO 14040:2006およびISO 14044:2006準拠の計算方法によって推算されていること。
  4. 製品の製造プロセスにおける環境負荷が、自社従来製品に比べて同等あるいはそれ以下であること。
ISO 14021への準拠状況
  • ISO 14021に完全に準拠しています
  • ISO 14021に準拠していない事項があります

※チェックリスト[PDF:114KB]

関連情報の掲載ホームページアドレス(最新情報はこちらで入手してください)

マークの詳細(住友大阪セメント株式会社 建材事業部) 上記より右メニューの“低炭素セメントラベル”をクリック

    実施要領等 基準等
    • 具体的な基準の詳細:問い合わせ先より自主基準書の説明要請を行って頂ければ、速やかに説明を実施する。
    • データ表示/提供:本環境ラベルを付与する製品は、CO2排出量と削減率をライフサイクルアセスメントの国際標準規格ISO 14040:2006およびISO 14044:2006準拠の計算方法によって推算されているため、問い合わせ窓口より説明要請を行って頂ければ、速やかに説明を実施する。
    対象商品のリスト
問い合わせ先

部署名建材事業部 新規事業グループ
担当者名小堺 規行(こざかい のりゆき)
住所〒102-0085 東京都千代田区六番町6-28
電話03-5211-4750
FAX03-3221-5183
電子メールlc@soc-tec.com