生息域外保全とは?目次



・日本の絶滅危惧種/生きものの絶滅回避と生息域外保全


・ステップ1 長期的な計画と十分な準備
生きものや飼育・栽培の専門家たちによって、無理のない長期的な計画を立て、取り組み開始までに十分な準備を進めます。


・ステップ2 野生生物の慎重な確保
現地の自然環境に悪い影響を与えないように、生息地から飼育・栽培する生きものを慎重に確保していきます。


・ステップ3 飼育・栽培と増殖
施設の中で、生きものの「自然の性質」を失わせないように育てて増やします。
主に、動物園・水族館・植物園などの飼育・栽培専門の施設でおこないます。



・ステップ4 生息地への野生復帰
施設で育てた生きものを生息地に戻す取り組みです。
ただし、現地の自然環境に大きな影響を与えるので、必ずしもおこなうステップではありません。



・全ステップ共通 科学データの収集と活用
全てのステップは、生物学的な科学データをもとに取り組まれます。近年では、遺伝子の解析なども重要になっています。