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国際的な砂漠化対処

砂漠化する地球 -その現状と日本の役割-

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1.砂漠化とは?

砂漠化は、砂漠化対処条約で『乾燥地域、半乾燥地域、乾燥半湿潤地域における気候上の変動や人間活動を含むさまざまな要素に起因する土地の劣化』と定義されています。砂漠化の影響を受けやすい乾燥地域は、地表面積の約41%を占めており、そこで暮らす人々は20億人以上に及び、その少なくとも90%は開発途上国の人々です。砂漠化は、食糧の供給不安、水不足、貧困の原因にもなっています。

乾燥地域の分類

乾燥地域とは、乾燥の程度を表す乾燥度指数(AI)(AI = P(年間降水量)/PET(年蒸発散量))の低い地域のことで、作物、飼料の育成などが水分の制限を受けています。

乾燥地の分類

砂漠化の影響を受けやすい乾燥地域の分布

乾燥地域の10~20%は既に劣化しており、乾燥地域に住む1~6%の人々(約2,000万人~1億2千万人超)が砂漠化された地域に住んでいると推定されています。

世界の乾燥地の分布
資料/Millennium Ecosystem Assessment(2005)

COLUMN : ミレニアム・エコシステム・アセスメント(Millennium Ecosystem Assessment)

ミレニアム・エコシステム・アセスメント(MA)は、2000年の国連総会において コフィー・アナン元事務総長により実施を要請され、作成された調査です。 生物多様性条約、砂漠化対処条約、ラムサール条約、移住種条約の4つの条約事務局を通じ、 多様な機関等から情報の提供を受けて実施されました。 砂漠化統合版(Desertification Synthesis)は2003-2005年に編纂されました。


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