平成23年11月15日(火)
平成23年度11月以降の野鳥における鳥インフルエンザ検査状況等について(H23.11.15)
現時点での検査状況等について、以下のとおりお知らせします。
番号 | 都道府県 | 場所 | 種名 | 回収日 | 簡易検査 | 遺伝子検査 | 確定検査 | 監視重点区域指定状況 |
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1 | 島根県 | 松江市 | コハクチョウ | 11/7 | 11/7 陰性 |
11/10 陽性 |
11/15 H5N2と判明 (低病原性ウイルスの特徴を有している) |
11/10指定 |
【今回の案件(No.1)の中間報告】
鳥取大において実施中の検査により、H5N2亜型のインフルエンザウイルスが分離されました。遺伝子解析においては、分離ウイルスが高病原性ではなく低病原性ウイルスの特徴を有していることが確認されましたが、今後、最終確認のため、ニワトリ接種試験を実施します。結果判明まで10日程度を要する見込みです。
確定結果が出るまで、念のため野鳥監視重点区域は解除せず、野鳥監視の強化を継続します。
【参考】
1 主な経緯等
- (1)コハクチョウの回収地
- 島根県松江市
- (2)経緯
-
- コハクチョウ1羽の死体を回収(7日)。
- 7日に簡易検査を実施したところ陰性と判明。
- 10日に(独)国立環境研究所が遺伝子検査を実施したところ陽性と判明。
- 10日、発生地周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
- 11日、鳥取大学にて確定検査開始。
2 今後の対応
(1) 野鳥監視重点区域における野鳥監視の強化は継続。
(2) 「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき適切に対応。
【留意事項】
- 鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、冷静な行動をお願いします。
- 周辺地域のみならず国民の皆様におかれては、「野鳥との接し方について[PDF]」に十分留意されるようお願いします。
【取材について】
- 現場での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から、厳に慎むようお願いします。
問い合わせ先
自然環境局野生生物課鳥獣保護業務室
直通:03-5521-8285
代表:03-3581-3351
室長:宮澤 俊輔 (内線6470)
室長補佐:山本 麻衣 (内線6471)
専門官:根上 泰子 (内線6473)
担当:千葉 康人 (内線6473)