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小水力発電情報サイト


小水力発電とは 小水力発電のしくみ・意義 小水力発電の現状・導入事例 環境省の取組 導入ポテンシャル及び導入見込 地球温暖化対策としての位置づけ

■小水力発電の現状・導入事例

(1)運転中の水力発電所の数・出力等

 この表は、平成21年3月31日時点での、わが国で現在運転中(一部工事中を含む)の既開発の水力発電所を整理したものです。 既開発だけでも、2,100万kWのエネルギーがあります。これは、山々に囲まれ、短小急流な河川が多いわが国の国土が、水力発電に適していることを示しているともいえます。
出力区分
(kW)
既 開 発
地点数 出力 電力量
(kW) (MWh)
1,000未満 474 203,462 1,268,665
1,000~3,000 417 744,930 4,181,420
3,000~5,000 166 625,4152 3,312,857
5,000~10,000 287 1,941,550 10,028,377
10,000~30,000 363 6,036,800 27,939,264
30,000~50,000 91 3,466,800 15,238,149
50,000~100,000 64 4,189,990 16,398,316
100,000以上 26 4,643,300 13,628,309
1,888 21,852,247 91,995,357
(出典:資源エネルギー庁HP

(2)導入事例

●小河川利用
蓼科発電所
(260kW)
元気くん2号
(20kW)
金山沢川発電所
(100kW)
蓼科発電所 元気くん2号 金山沢川発電所
産業育成を目的に昭和30年に長野県茅野市に建設されたが老朽化のため休止。それを三峰川電力(株)が引き継いで再建中。今年度に運転開始予定。 山梨県都留市は家中川に3種類の開放型水車の建設を進めており、これは上掛け型の「元気くん2号」。発生電力は市役所で使用される。 南アルプス市が平成22年に建設。既存の砂防ダムに穴を開けて取水し、ダムの高さの落差を利用する。
●上水道原水利用
沼田市浄水場発電所
(35kW)
沼田市浄水場発電所
上水道の落差による発電が珍しかった昭和62年に建設され、24年間の発電実績を持つ。浄水場から約4km離れた取水口から水圧管を敷設し、高低差62.5mを確保して発電。現在も浄水場消費電力の約60%をまかなう。

●問い合わせ先:
環境省地球環境局地球温暖化対策課
〒100-8975  千代田区霞が関1-2-2   Tel:03-3581-3351(内線6780) / FAX:03-3580-1382
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