景観が素晴らしい名水部門
立山玉殿の名水(昭和の名水百選)
(富山県立山町)

名水の特徴
立山連峰の主峰、雄山直下に湧く水で、水量は1日2万t。水温は真夏でも摂氏2~5度という冷たさで、口当たりが柔らかい。この湧水は、立山連峰の万年雪が地中に染み込んだ後、一説によると250年もの間、地中に溜まっているため、花崗岩や変成岩によって不純物がろ過され、適度に地中のミネラルを含んでいるという。
名水の場所
中部山岳国立公園内の室堂平に位置し、富山地方鉄道立山線立山駅から立山ケーブルと高原バスを乗り継ぎたどり着くことができ、国際的山岳観光地「立山黒部アルペンルート」の名物となっている。
PRポイント
立山黒部アルペンルートの中で、最大の難工事といわれた立山連峰を貫通する立山トンネルの作業中に、主峰雄山の真下から吹き出し発見された。天気が良ければ水飲み場の後ろに3003mの雄山が姿を見せてくれる。